恋心あふれでる

考えてみよう。

髙木ゅぅゃと私

伊野尾ちゃん。あ、光。有岡、有岡、薮、山田くん…山田くん…の隣、これが知念くん、伊野尾ちゃん。英語の人…けいと。ゆうと、ゆうと。

…あ、曲終わった。
 
Hey!say!JUMPの綴りも書けない、何人いるかも怪しかった頃、音楽番組を見ていた私の視線はこんな感じです。
いつでも終わって、ひとり足りない。
髙木くんはいつでも私の視界に入らない。
 
人の目は意識しないと見えないモノのが多い。逆に言うと意識し始めた瞬間から異様に気になるようになる、見えたら恋の始まりなのだ。
 
 
髙木くんが見えるようになった日、私は友人と生写真を買いに行っていた。
生写真は欲しいけれど、我儘な事言うとジャニショの雰囲気は苦手である。女子校出身の私は、ギャルが怖い。この話はまた別として。
 
沢山写真を買った。地方組だからって買い過ぎたかもしれない…、凄い、なんかこれ、ちょっとした辞書みたいだ。レシートで巻き物が出来そう。
でも大事なものにはお金を使うのはいい事だ。あれ、なにこの手汗。
 
気を取り直して、場所を移動する。
友達の写真を見せてもらった、手越担である。
手越、手越、手越、かわいい手越、手越、手越、手越、髙木、手越、手越、手越
 
 
……………今、なんか………いた…
 
 
髙木……髙木だこの人、この人…この人……テレビにずっと居たかもしんない。
この髙木くんの着てる#Chauの衣装、解せない感がスゴイ。
あの衣装は無敵ではなかったのか。
 
記憶が繋がった私を見て友人は淡々と話し始めた。
 
「この間の、トーキョーなんとか見て、激辛食べ切るっていう企画だったんだけどね。みんなが辛い辛い!!って言ってカメラに抜かれる中、髙木、カメラに映ってないのに辛そうにしながら端で黙々と食べてて、全部完食してたの。完食したのに何故かそんなに盛り上がらなかったんだけど。なんか、いい子でしょ、いい子だよね、かっこいい」
 
 
そんな事してた…っ…け…?
それにしても、なんてちゃんとした理由のある友人だろう、これが所謂顔ファンではない人…そうなんだって、伊野尾ちゃんゴメン…。
 
この手越担の髙木プレゼンから私は意識してしまった。
最低だけど、友達の好きな人を好きに…いや、手越担は手越が好きなわけで、…なんだか裏事情が複雑である。
 
 
伊野尾ちゃん。髙木、山田くん、山田くん、光、薮、知念くん、伊野尾ちゃん、けいと、髙木、髙木、ゆうと、…あ、曲終わった。
 
この日の夜の私の視線はこんな感じです。
 
カタルシスを感じるためにメイキングを全て見直して、テレビを全て見直して、髙木くんは、髙木くんは……。
 
とっても、怠そうで、テンションの落差が凄くて、眠そうだし、歌い方がロッカーなのに、鶏が掴めない。
 
甘い王子様の衣装を着ると目が死んで、キチッとした動きやすそうな衣装を着るとタッパが目立ってかっこいい。
 
短ランが世界一似合うアイドルなのに、オリジナリティー溢れる謎の着方をして、腕時計で地球みてる、両親思いで、ママの作ったおにぎりが大好きなダイエット中のギャルでした。
 
もっともっと、髙木くんが見えるようになったら、苦手なギャルも平気になるのだろうか、見えなかったものが見えるようになるのだろうか。
 
髙木くん、すきです。
ずっといいこでいて下さい。
 
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